当社の標準デイトレPC、MS-06V4はどれくらいの騒音か
なぜかデイトレPCに対して静音の要求が多い。PCというものは熱を持つので適正な冷却には適正なファンの回転による冷却が必要であり、必然的に音は出る。これを音を減らすためにファンを止めたり、空気取り入れ口を塞いで静かにするとPCの寿命が縮むだけだ。
なので、必要以上に静音を求める理由が理解できないのだが、PC素人さんは静音が好きらしい。
今日は特に静音化対策をしていないノーマルの4画面デイトレPC MS-06V4がどれだけ騒音が大きいか測定してみました。測定器はここに常備しており、日ごろから静音化の研究は行っていました。
今回測定したPCの仕様
型式 MS-06V4 i72600H2000M80
CPU i7-2600
仕様書に書いていないが、520W静音電源搭載
(今時はどんな電源でも静音になっているので、当社では特別に明記しない。)
前面に大型ファン搭載、天井に2台ファン搭載
冷却性能が高い製品で、価格対性能比的にもお奨めできる人気モデルです。
お客様へ納品前の機体で、本日納品前に測定させて頂きました。
PC本体から前方1mの距離からの測定です。
結果は
約 38~39デシベル
という、十分に静かな音圧レベルでした。
PCを起動する前のレベルは35-36デシベルでした。
http://www.youtube.com/user/japancommoditys#p/a/u/0/-KXqVBQ2tb4
図書館が40デシベルと言われていますので、39デシベル以下であれば、十分に静音です。
これは特に静音化をしたものではなく、通常モデルです。
つまり、通常モデルでも十分静かなのです。
ということで、これを更に4万円もかけて静音化する必要性もあまり感じません。(どうしてもやって欲しいと言われる方ありましたら、それは対応します。)
何デシベル未満が静音PCか、などの明確な定義があるわけでもなく、ショップが静音と謳えば静音PCになるので(特に静音化してなくても静音と言って売られているPCも多くあり)、このようなつまらないことで競争したり議論したりするのは如何なものかと思う。
30デシベル未満の無音PCを作ったとしても(技術的には無音PCは可能)、それは性能を大幅に落として放熱を抑えているだけなので、意味がありません。
高い性能のPCはそれなりに音は出る。
ただし言うほどの騒音でもないので、静音化にこだわる必要性は全くないと当社では考えています。
ということで、どの製品を購入されてもそれなりに静音になっています。必要以上に静音化を求める意味・メリットはございません。
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